ニコチンの離脱症状

禁煙補助剤チャンピックスの副作用とニコチンの離脱症状

 

チャンピックスという禁煙補助剤をご存じですか?

 

だんだんたばこが吸いたくなくなって、自然に禁煙できる禁煙補助剤として有名なのですが、それなら試してみたいと思うでしょうか。

 

それとも、なんだか怖いなという印象があるでしょうか。だんだんたばこを吸いたくなくなるというのはニコチンパッチみたいにニコチン中毒を緩和する仕組みとも違うみたいだし、何よりたばこに興味がなくなるなんて信じられない。

 

なんらかの無理が生じるのでは?と考えたくもなるでしょう。

 

チャンピックスとニコチンパッチの禁煙成功率

 

結論から言えば、ニコチンパッチよりはチャンピックスの方が禁煙成功率は高いです。

 

ざっくりとした値ですが禁煙成功率を言えばニコチンパッチが40%程度なのに対して、チャンピックスが65%程度と言われています。

 

とは言えこういった統計はとても当てになるものではありません。

 

当然同じ条件下で、禁煙補助剤を正しく使い、正直に自己申告したと過程しての統計でしょうし、医学的に信頼のおけるデータなのかもしれません。

 

しかしそのような前提条件を満たすのはとても難しいだろうなと思いますし、禁煙期間全員を一か所に入院させて調べでもしない限り条件に小さな差が生まれます。

 

家庭内に他の喫煙者がいれば成功率は下がるでしょうし、それぞれのストレスの感じ方にも違いがある。趣味の多さと禁煙の成功率に相関関係があるかもしれませんし、単純に金銭的な理由が重なって禁煙ができたということもあるでしょう。

 

禁煙志願者がみんな一か所に入院すれば小さな差はなくなるかもしれませんが、その代わり連帯意識や励まし合いなどのおかげで禁煙成功率があがるとすれば正確なデータとは言えません。

 

とは言え、一応参考までにチャンピックスの方が禁煙成功率が高いと言うデータはあるよというお話です。

 

なぜ高い?チャンピックスの禁煙成功率

 

ニコチンパッチのような禁煙補助剤はニコチンを少量摂取してニコチン中毒の症状を抑えるのですから、ニコチンに依存している状態なのは変わりません。

 

しかし少量のニコチンでごまかしながらゆっくり禁煙していくうちに自然と体からニコチンが抜けて、結果的に晴れて禁煙成功ということになれば良いので、ニコチンパッチに効果がないと言う訳ではありません。

 

ただチャンピックスよりは我慢が必要だということです。

 

じゃあチャンピックスはどれほどのものなのだ。

 

チャンピックスにはニコチンが含まれていません。有効成分が脳内にあるニコチン受容体を塞ぐから、ニコチンの中毒症状が抑えられるのです。

 

つまりニコチンなしでニコチンが切れたときの不快な症状を抑えることができる禁煙補助剤なのです。

 

仮にニコチンが体に入ってきても、チャンピックスの成分が先にニコチンがおさまる場所を塞いでいますから、ニコチン摂取による快感を得ることはできません。

 

ニコチンがニコチン受容体にくっついたときに出るドーパミンという快楽物質がたばこを美味しく感じさせるのですが、チャンピックスを使えばそれがなくなる。

 

つまりたばこを吸っても、あれ、なんかおいしくないぞ?という状態になるのです。

 

だんだんたばこを吸う気がなくなって、自然に禁煙できるとはこういうことです。

 

チャンピックス使用の際は注意しましょう

 

チャンピックスを使用するのであれば、いくつは注意が必要です。

 

禁煙の仕組みはお分かりになったと思いますが、チャンピックスも直接脳に作用して、いわば脳を騙して禁煙を狙うという事実は曲げようがありません。

 

どう考えても100%安心安全という訳にはいかない。

 

中には、チャンピックスによる副作用を強く感じる方もいるのです。

 

チャンピックスの代表的な副作用は以下の通り

 

・頭痛・吐き気・不眠症・便秘
・眠気というよりは意識が朦朧とする感覚
・抑うつや精神疾患がある場合、悪化することがある
・悪夢を見ることがある

 

頭痛や吐き気と言った副作用らしい?副作用もありますが、特徴的なのは精神に影響を及ぼす副作用です。

 

本来であれば禁煙外来でチャンピックスを処方してもらうのが安心ですが、通販で購入することもできます。

 

保険適用されるか否かは喫煙歴や喫煙本数などによって区別されますから、中には通販を利用した方が安価に禁煙にチャレンジできる人もいるでしょう。

 

しかしだからこそこのような特徴的な副作用には気をつけなければなりません。

 

チャンピックスが向かない人

 

特にうつ病の気がある方や精神疾患を持っている方はチャンピックスを使うことは控えた方が良いですし、日頃から仕事などで車の運転や精密機械を操作する人もチャンピックスの使用は不向きです。

 

チャンピックスの副作用はときに命に関わるものです。

 

禁煙したいという意思が強い方はチャンピックスを頼りたくなるかもしれませんが、チャンピックスの使用に向いていない人が使用すれば自分のみならず人の命にも関わる可能性があるということをしっかり自覚していただきたいと思います。

 

特にチャンピックスを使用するのであれば運転は絶対に禁止です。気分が落ち込んだり逆に変に興奮状態に陥ったりする場合も使用を中止してください。

 

チャンピックスが使えないと思う人はニコチンパッチやニコチンガム、禁煙パイプなど、他の選択肢を検討してみると良いかもしれません。

 

※心疾患がある方はニコチンパッチを使用できません。また、皮膚がカブレやすいという方はチャンピックスの方が使いやすいかもしれません。

 

ニコチンの離脱症状

 

チャンピックスは比較的無理なく禁煙を成功させることができるお薬です。

 

しかしみんながみんなという訳ではありませんし、副作用が重く続けられない人もいます。

 

チャンピックスは重い副作用が出ることがあると先に聞いていた人の中にはニコチンの離脱症状をチャンピックスの副作用と勘違いして服用を中止してしまったり禁煙を止めてしまったりすることがあると言います。

 

そもそもニコチンの離脱症状とはどういったものでしょうか。

 

一般的に、ニコチンを体から追い出す際に見られる離脱症状のピークは3日程度だと言います。

 

離脱症状の重さや症状が続く長さには個人差があるものの、ニコチンが抜ければ必ず離脱症状からは脱却することができますから、我慢のピーク期間ということです。

 

禁煙補助剤はこのニコチンが抜ける過程で起こる辛い症状を軽減させることができるからこそ禁煙の補助になるのですが、個人差が大きいところでもありますから成功率は一定ではありません。

 

中にはたばこを止めた途端に異常な体調の悪さに襲われ、反対にたばこを吸わないとヤバい!という感覚になって特に吸いたいと考えるまでもなく吸ってしまう人もいるようです。

 

頭痛がひどいとか、朝まったく起きられなくて仕事に支障を来すとか、気持ち悪くて何も食べられないとか、日常生活がままならない状態になれば反射的に禁煙できないと感じるのも仕方ないかもしれません。

 

さすがに禁煙補助剤を使ってこのような事態になることは珍しいと思いますが、どの禁煙補助剤を使うにしてもニコチンの離脱症状を乗り越えることが禁煙成功の第一歩だということはよく知っておくべきだと思います。

 

つまり禁煙補助剤を使用したときに考えることは、まず離脱症状の苦痛を抑えられているか、第二に副作用が表れていないかということです。

 

副作用と離脱症状をごっちゃにして禁煙は無理なのだと諦めないで、個人で禁煙にチャレンジするのであれば、お薬を変えるべきなのか、数日我慢すべきなのかという判断ができるようにしておくと良いですね。

 

我慢しすぎず、すぐに諦めない

 

禁煙にチャレンジする人には、なにがなんでも禁煙するぞという人と、禁煙しなきゃなーと半ば義務としてタバコを止めようとする人の二種類がいると思います。

 

当然禁煙に成功しやすいのは前者ですが、意思が強い分だけ禁煙補助剤の副作用を軽視したり、禁煙補助剤なしでニコチンの離脱症状と戦おうとするという危険があります。

 

一方半ば義務的に禁煙を始める人は、隙や口実さえあればたばこを吸おうとします。

 

禁煙補助剤の副作用や離脱症状はかっこうの口実になります。

 

何が何でも禁煙したいという方も、義務的に禁煙する人も、自分に合った禁煙補助剤を使用すれば簡単にとは言いませんが比較的楽に禁煙を成功させることができます。

 

当たり前のことですが、たばこを一本も吸わずに平気な人が世の中にはゴマンといます。むしろ最近ではたばこの煙は敵視されることの方が多いのではないでしょうか。

 

隔離された小部屋でしか喫煙を許されないようなご時世です。

 

つまり、たばこを吸わない日常というのは全然特殊ではないし、たばこを吸わないことで日常に支障を来すというのはそれだけ世間から見れば異常な状態と言えるのかもしれません。

 

厳しい言い方をすれば、たばこがないと生きていけないとか逆に体に悪いというのは完全な思い込みで、口実で、たばこを止めないための詭弁に過ぎません。

 

強い意思を持ち我慢しすぎるのも良くないですが、少しの不快な症状で禁煙はできないと思いこむのも考え物ですね。

 

自分に合った禁煙補助剤と禁煙法を

 

ここではチャンピックスを中心にご紹介しましたが、禁煙補助剤は他にもいくつか種類があります。

 

ご自分にあった禁煙補助剤を見つけることが楽に禁煙を成功させる第一歩です。

 

チャンピックスは使用上の注意はいくつかあるものの、成功率は高い禁煙補助剤です。保険が効く人は病院に行った方が安全ですが、特にヘビースモーカーという訳ではないという方は通販で個人的に購入した方が安く済みます。

 

自己判断は危険を伴うということはありますが、使用法や副作用などについてを確認の上であれば、通販を利用するという手があるということは覚えておくと良いでしょう。

 

 

 

 

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